「きのくに教育賞」を受賞

~ 県教育委員会 「地域との関わりを重視した活動」を評価 ~

 「きのくに教育賞」は、特に優れた教育実践で成果をあげている教職員や団体を和歌山県教育委員会が表彰するものです。
 この度、本校はこれまでの「地域との関わりを重視した活動」が評価され、団体として「きのくに教育賞」を受賞しました。
 詳しい受賞理由は以下の通りです。
 また、本校「熊高教育協議会」の会長を務めていただいている上羽寛様も「上富田町青少年育成町民会議会長」としての功績により、社会教育部門において「県教育委員会功労賞」を受賞されました。

≪主な功績≫
平成13年度熊高教育協議会から提言を受け、「地域との関わりを重視した活動」に取り組み始めた。
約50人が所属するサポーターズリーダー部は、地域でのボランティア活動を行い、平成27年度には年間135日も活動した。特に高齢者に対する声かけ訪問「ハートフルチェック」は、高齢者から心待ちにされている。

他にも、吹奏楽部による「街角コンサート」、校内サークルであるリ・ピースによる「読み聞かせ活動」等がある。農業クラブによる町内小学校とのフラワータウン事業や田植えなど、地域の活性化に貢献している。また、ラグビー部による福島県相馬市の小学生との交流や、陸上部による口熊野マラソンの運営補助、生徒会や看護科による清掃活動など、多くの生徒に地域と積極的に関わろうとする態度が育ってきており、将来、地域を担う人材の育成につなげている。

 同校の活動に対する地域の評価は高い。これまでも様々な取組で協力してきた上富田町との間には、平成27年9月18日「上富田町連携交流協定」を締結し、さらに地域との関係を深めている。