平成28年4月より学校教育法の改正によって専攻科課程から大学への編入が可能となりました。この改正により専攻科からの進路の幅が広がったわけですが、これをうけて、本校専攻科の教育活動を評価し、その教育レベルの維持発展に寄与するため、専攻科評議員を設置しました。 3月17日(木)に第1回専攻科評議員会が開催され、専攻科の授業見学と意見交流がなされました。 その際、評議員の皆さんから次のような感想、意見が寄せられました。 授業を見学して生徒の必死さ・意欲を感じた。大学編入希望状況から見ても、生徒の道を広げていくために多くの情報を生徒に伝えて欲しい。 学校主体の合同説明会などに新人を連れて参加することがある。 卒業生との交流が大切。同窓会の運営を考えてみてはどうか。 大学では、職種別に卒業生を呼び、学生に話してもらった後、フリートーキングで学生が聞きたい職種の先輩に直接聞きに行っている。 資格を取る事を目的とする生徒が増えてきている。大学としては倫理意識を強化していく必要性を感じている。また、学生に看護師の魅力を伝えていく。 職場環境を整えていくことが大切。魅力ある職場作りをしていかなければいけない。 大学病院と大学教員でユニフィケーションを行っている。実習施設と学校との連携が重要である。 これをうけて、本校からは次のような説明と取り組みの方向性が示されました。 倫理教育に関して、看護学概論等で事例を通して考える機会を与えているが、自信のない生徒、自分自身を好きでない生徒に進路決定への意欲の低さが伺えるので、生徒の自主性・自己肯定感を高める取り組みを強めていく。 また、研究指定校の取り組みを行うことで、授業内だけでなく日々の学校生活の中でも生徒が主体的に行動できるようになったと感じているので、今後も専攻科の生徒が自ら考え行動し、自分の道を切り開いていけるよう指導していきたい。 |
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