思春期講座を開催しました

 大学講師をはじめ、思春期健康相談士として活躍されているあかたちかこ先生をお招きし、高校課程全生徒を対象に思春期講座を開催しました。この講演は、国際ソロプチミスト和歌山紀南の方々の支援により実現されたものす。講演に先立ち代表者の方にご挨拶を頂きました。
 最近の生徒の人とのつき合い方は、ネットワークを通して広がっている傾向にあります。たくさんの友達はいるけれど、人とのつき合い方がよく分からないまま大人になる人も少なくありません。
 そのため、人間関係が原因となる様々なトラブルを抱えている生徒が増えてきています。
 講演の中で何度も出てきた「お互いに話し合う」ということ、話し合える関係を作るということが今の生徒にとって最も大切な事のように思います。
 「性」についても真正面から向き合い、ストレートに生徒に伝えようとする講演のスタイルは、大人は眉をひそめるかもしれませんが、生徒には、知りたくても聞けなかった事が聞けた貴重な時間になったように思います。
 講演後の感想に、「今まで性に関する事を学んできたけれど、今日ほど深く考えたことはなかった。正しい知識のないまま大人になるのは危険だと思った。」「人との話を避けて何も関わりなくしようとしていたけれど、それではだめだったと分かった。」「何かやる上で、自分の考えだけじゃなく、相手の考えも尊重しながら話し合うことが大切だと思った。」「自分の事も大切に、相手の事も大切に、友達も大切に、大きな問題も小さな問題もちゃんと考えながら過ごしたい。」など、真剣な感想が寄せられました。