夏の大会レポート

 ~夏の大会を終えて~

713日、第3試合。熊野対田辺の紀南対決は最後まで白熱した試合でしたが、それだけではなく野球の恐ろしさや楽しさが身に染みた試合でもありました。それに、まさかこれが高校野球人生最後の試合になるとは思っていませんでした。

 8回裏に2点を先制し、勝利がグッと近づいたとチーム全体が思いました。9213ボール2ストライクからショートへと打球が飛んでいきました。僕は遊撃手として何とか食らいつきましたが記録は悪送球。それから流れが相手に行き逆転負けとなりました。このチームの主将としてチームメイトと約束していた「甲子園に行く」の約束を果たせず本当に申し訳ないと思います。でもアルプスで応援してくれた保護者、熊野のファンや生徒の皆さんの応援を見ると、こんなにも愛されている野球部に所属でき、またキャプテンとしてこの日まで迎えられたことをとても幸せに思いました。それから吉田先生をはじめ指導者の方々にも感謝しています。この悔しさをバネに、1,2年生が必ずやってくれると信じ応援したいです。

 3年生の10人のみんな、「ありがとう」!!

これからも熊野高校硬式野球部のご支援、ご声援、よろしくお願いします。

熊野高校硬式野球部前主将 荒深 武史