1月20日(日)14時から、ガーデンホテルハナヨで県教育委員会主催の第4回「高校生のための和歌山未来塾」が開催されました。 　講師は、あの谷（旧姓田村）亮子氏と４８ｋｇ級で世界を争った柔道家の宮田(旧姓北田）佳世氏です。 　白浜町出身の宮田氏は、田辺高校柔道部に在籍していたときの近隣高校柔道部への出稽古のことや、大学時代の大けがをきっ かけに柔道への取り組み方が変わり、自分からきつい練習を積極的に行い周囲への感謝の気持ちを持つようになると、不思議と それまで勝てなかった全国大会で決勝まで進んで準優勝し、一気に進路が開けたこと、「谷亮子」という厚い壁のこと、初めての世界 選手権での成績のこと、などについて話され、挫折の多い選手生活だったけれど、「つまずいても良い受け身を取ればすぐ立ち上が れる」ことを、得た教訓として、会場に語られました。 　講演後、近隣４高校の代表者が舞台に上がって宮田氏と対談し、日頃のクラブ活動の中で気になっていることなどを質問しました。 　最後に、会場の高校生に向けて氏は、「みなさんには可能性がある。高い目標を掲げればそれに近づく。すてきな人間になってくだ さい」とのメッセージを贈られました。