学校長挨拶
和歌山県立熊野高等学校
           校長 夏目 康弘

  本校は、組合立上富田実業学校を前身とし、大正12年県立西牟婁農業学校として創立されました。その後、県立熊野林業学校、県立熊野農林学校と校名を改称し、昭和23年学制改革により現在の校名となりました。また、学科も何度か改編し、平成16年に総合学科に学科改編、平成20年に南紀高等学校から看護科を移設し現在に至っています。平成24年に創立90周年記念事業を挙行、現在、開校から90有余年の歴史を持つ学校であります。この間、多くの人材を世に輩出し、地元では多くの卒業生が活躍しております。

 本校では、教育理念を、(1)自立[自分で]、(2)共生[ともに] 、(3)挑戦[より高く]、(4)貢献[より広く]とし、「義務と責任を自覚した自主・自立の精神を育み、独立した人間として自分に誇りを持ち、他人からも尊敬される」、「体験的な活動を通じて社会の一員としての自覚を深め、社会性を育み、個と環境のつながりを大切にする」、「常に新たな課題と可能性に挑戦し、生涯学習の力を身につける向上心を育み「生きる力」の質を高める」、「医療・福祉を初めとするさまざまな分野で、広く地域の人々の生活や社会の進展に寄与し、それぞれの分野で人から認められる」、こういった「自己のあり方・生き方を探究し、真に自立できる人間を育成する。」を掲げております。

vvこれらの教育理念を達成すべく、教科学習、部活動、病院や福祉施設等での実習、ボランティア活動等々、様々な取り組みを行っています。また、地域に根ざした学校として、地域との結びつきを強め、平成27年9月上富田町まちづくり連携交流協定を締結しました。地元自治体と協力して様々な活動がより充実・発展させていけるようにと考えています。様々な活動を通して、「コミュニケーション力」、「生き抜く力」を身に付け個々の目標を達成して行けるようにしたいと考えています。

 皆様も宜しくご支援ご協力をお願いします。

平成28年4月1日