学校紹介
熊野高校について
仲間と共に、自ら学び、成長する、地域に貢献できる未来のリーダーの育成
熊野高校には総合学科と看護科の2つの学科があります。上富田町の自然に囲まれ、緑豊かな環境の下、生徒たちは落ち着いて学習に取り組むことができます。校内は活気に満ち、生徒は一丸となって様々な行事に参加し、共に笑い、涙を分かち合いながら、思い出を深く刻んでいきます。
また、熊野高校では日々のクラブ活動を大切にしています。全員が多彩な活動に参加し、自己成長や仲間との絆を深める機会が豊富にあります。さらに、地域との結びつきを強くし、地域社会に貢献する未来のリーダー育成を重要視しています。熊野高校は、『自立・共生・貢献・挑戦』という4つの教育理念を土台に据え、生徒たちの多様な可能性を開花させる、人間性豊かな教育を推し進めています。
校長挨拶
本校は大正12年に開校した県立西牟婁農業学校を母体とし、大正15年に熊野林業学校、昭和21年に熊野農林学校と改称され、昭和23年には学制改革で県立熊野高校となりました。その後、農業や林業だけでなく、家庭科や普通科も併設していました。そして、平成16年に、学科を改編し、新たに総合学科として、歩み始めました。さらに、平成20年には、県内唯一の看護科を開設し、現在の総合学科・看護科が併設した学校として歩みを進めています。卒業生は今日に至るまで2万人以上を数え、地元和歌山を中心に、スポーツ、文化、財政等の分野に多くの逸材を輩出してきました。
本校では、教育理念「自立」「共生」「挑戦」「貢献」のもと、教育活動を展開しています。従前と比べて生徒数は減っていますが、生徒たちは勉強やクラブ活動に熱心に取り組んでおり、地域の様々な活動にも積極的に関わっています。平成13年度に、地元の関係機関の皆様からなる熊野高校教育協議会が設立され、「地域が一体となり熊野高校の生徒達を支援していこう」という目的で、様々なかたちでご支援を頂いています。さらに、平成27年には地元の上富田町と、さらなる相互の連携と協力及び地域に貢献できる人材の育成を図るために「上富田町まちづくり連携交流協定」も締結しています。
今後も地域の皆様に愛され、さらにその信頼、期待に応えられる魅力ある地域の高等学校として、教職員が一丸となって教育活動に邁進してまいります。引き続き本校教育活動にご協力、ご支援賜りますようよろしくお願いいたします。
和歌山県立熊野高等学校
校長 内川さやか
教育理念
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自立[自分で]
義務と責任を自覚した自主・自立の精神を育み、独立した人間として自分に誇りを持ち、他人からも尊敬される自己の在り方・生き方を探求し、真に自立できる人間を育成する。
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共生[ともに]
体験的な活動を通じて社会の一員としての自覚を深め、社会性を育み、個と環境のつながりを大切にする自己の在り方・生き方を探求し、他者と共存共生できる人間を育成する。
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挑戦[より高く]
常に新たな課題と可能性に挑戦し、生涯学習の力を身につける向上心を育み「生きる力」の質を高める自己の在り方・ 生き方を探求し、強く生きることのできる人間を育成する。
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貢献[より広く]
医療・福祉をはじめとする様々な分野で、広く地域の人々の生活や社会の進展に寄与し、それぞれの分野で人から認められる自己の在り方・生き方を探求し、着実に成長してゆける人間を育成する。
教育目標
社会生活を営む上で必要な力の育成をめざす。
個を認め合い多様性を尊重する中で、個々の進路に応じた知識や技能を身につけさせると共に、情報活用能力、課題解決力、コミュニケーション力などの、社会生活を営む上で必要な力の育成をめざす。
指導目標
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1.確かな学力
授業の充実と、確かな学力の育成を図る。
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2.希望進路の実現
キャリア教育の定着とさらなる推進を図り、生徒の希望進路の実現を図る。
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3.社会貢献
地域連携の活動を通してその意義を理解し、併せて地域での防災意識の向上を図る。
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4.秩序と連帯感
SCや関係部署等とも連携を密にしながら、挨拶、マナー指導の充実と集団の秩序と連帯感、学校や学年への帰属意識を醸成する。
沿革史
- 2019年(平成31年)3月
- グランド改修完成
- 2012年(平成24年)12月
- 創立90周年記念事業挙行
- 2010年(平成22年)4月
- 看護科移設完成年度
- 2009年(平成21年)3月
- 専攻科棟完成
- 2008年(平成20年)4月
- 南紀高等学校より看護科移設
- 2007年(平成19年)3月
- 看護科棟完成
- 2006年(平成18年)4月
- 全学年総合学科となる
- 2006年(平成18年)2月
- 講堂耐震補強工事完成
- 2004年(平成16年)4月
- 普通科、森林科学科、園芸科生徒募集停止、総合学科に学科改編
- 2002年(平成14年)11月
- 創立80周年記念式典挙行、80周年記念誌「いぶき」刊行
- 2001年(平成13年)8月
- 2号館外部大規模改修工事完成
- 2001年(平成13年)4月
- 生活科生徒募集停止、普通科1年次より特別進学クラス設置
- 1999年(平成11年)11月
- 3号館普通教室・進路指導室・情報処理室・多目的教室大規模改修工事完成
- 1999年(平成11年)4月
- 学校・保護者・同窓会の三者で「オール熊野で古道を歩こう」実施
- 1997年(平成9年)4月
- 普通科にコース制(一般・情報・スポーツ)を設置
- 1995年(平成7年)12月
- 寄宿舎大規模改修完成
- 1995年(平成7年)8月
- 本館2・3階内部大規模改修完成
- 1994年(平成6年)11月
- 本館1階内部大規模改修完成
- 1993年(平成5年)8月
- 本館(管理、普通教室棟)外部大規模改造工事完成
- 1993年(平成5年)1月
- 森林科学科実習棟改修工事完成
- 1992年(平成4年)11月
- 70周年記念式典挙行、70周年記念誌「いぶき」刊行
- 1992年(平成4年)10月
- 日本学校農業クラブ全国大会農業鑑定の会場となる
- 1992年(平成4年)4月
- 林業科を森林科学科に学科改編
- 1987年(昭和62年)3月
- 図書館・生徒集会室(生徒ホール)・森林科学科実習棟完成
- 1986年(昭和61年)3月
- 園芸科実習棟(園芸2号館・食品加工室・温室)完成
- 1984年(昭和59年)3月
- 普通教室、一部特別教室棟(4号館)完成
- 1982年(昭和57年)11月
- 創立60周年記念式典挙行。同窓会寄贈庭園「立志苑」開園。60周年記念誌「牟婁の山・牟婁の海」刊行
- 1980年(昭和55年)9月
- 体育館完成
- 1978年(昭和53年)4月
- 普通科1学級増設
- 1976年(昭和51年)11月
- 体育部室3棟新築完成
- 1974年(昭和49年)4月
- 普通科2学級増設(普通科5/林業科1/林産製造科1/園芸科1/生活科1/計9学級)
- 1966年(昭和41年)4月
- 農業科、家政科を廃止。林産製造科、園芸科、生活科を新設(普通科3/林業科1/林産製造科1/園芸科1/生活科1/計7学級)
- 1963年(昭和38年)4月
- 定時制富田分校は県立南紀高等学校の新設に伴い同校に併合。
- 1963年(昭和38年)4月
- 普通科、家政科1学級増設(普通科4/農業科1/林業科1/家政科2/計8学級)
- 1954年(昭和29年)4月
- 富田分校(定時制/普通科1学級)
- 1953年(昭和28年)3月
- 家庭課程と普通課程各1学級増設決定。明年度から募集定員が普通科150名、農業科50名、林業科50名、家庭科50名となる。
- 1952年(昭和27年)3月
- 家庭別科廃止
- 1948年(昭和23年)4月
- 学制改革により和歌山県立熊野高等学校が設置され、男女共学の総合制高校として発足(普通科2学級/農業科/林業科各1学級)
- 1946年(昭和21年)3月
- 和歌山県立熊野農林学校と改称(農業科/農産加工科/林業科/用材科各定員25名/計100名)
- 1940年(昭和15年)4月
- 拓殖林業科1学級(定員50名)増設
- 1926年(大正15年)2月
- 和歌山県立熊野林業学校と改称
- 1924年(大正13年)4月
- 和歌山県立熊野農林学校と改称。県立日高農林学校の林業科を分離し本校に併合
- 1923年(大正12年)3月
- 和歌山県立西牟婁農業学校創立(前身は組合立上富田実業学校)
校歌・応援歌・熊野林業学校校歌
熊野高校では校歌を大切にし、大きな声で歌うことを誇りにしています。毎週金曜日に校歌練習も行っています。
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上富田町PR動画
熊野高校生が上富田町のために作りました。上富田町の魅力をPRしています。どうぞご覧ください!
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熊野高等学校校歌 歌唱:坂本冬美さん
本校卒業生の坂本冬美さんが創立100周年のお祝いに校歌を歌ってくださいました。
校内配置図
施設紹介
アクセス
住所
〒649-2195 和歌山県西牟婁郡上富田町朝来670番地
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電車の場合
JRきのくに線 朝来駅下車 徒歩約15分
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車の場合
上富田ICより R42白浜・串本方面 朝来交差点左折、直進約1.3km
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バスの場合
JR紀伊田辺駅より 明光・龍神バス (栗栖川・本宮大社方面) 熊野高校前バス停下車
学校評価
学校評価は、日頃の教育活動についての自己評価並びに外部評価等を積極的に実施し、その結果を公表することで、教育活動の充実・向上、教育課題への対応、開かれた学校づくりの推進等、児童生徒や保護者、地域住民等の信頼に応える教育を推進するために行います。
昨年度までの学校評価の取り組みと学校運営の反省を踏まえ、今年度の重点目標を定め、それに対する現状と課題を分析し、具体的取り組みや評価指標を定めた上で、評価項目の達成状況や次年度への課題、学校関係者の評価を掲載しています。